国際青少年連合スタッフのブログ

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国際青少年連合IYF のマインド教育著書「私を引いて行くあなたは誰か」1章ー1

国際青少年連合IYF のマインド教育著書「私を引いて行くあなたは誰か」1章ー1

1 章  心 川のように心にも流れる道がある

 腐った一切れのパンを拾って食べて我に返った麻薬中毒者

 アメリカのニューヨークにフーリオという青年がいます。子どものとき、家族と一緒に南米から移民してきました。物質が豊かなアメリカでは、麻薬はどこでも手に入ります。

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政府が麻薬をなくそうとしてもなかなか根絶できないので、若者たちもたやすく麻薬を手に入れることができます。彼も青年時代から20年近く麻薬をしました。


こうなると立派な麻薬中毒者です。麻薬が必要でも仕事ができないので、彼は物乞いや盗みをしながら、お金さえあれば麻薬を買っていました。薬が効いているときは寒くもなければ暑くもなく、空腹でもなく、いい気分でした。


こうして、彼はまだ若かったのに、麻薬をやめられずに公園のベンチで寝るホームレスへと転落していきました。


ある日、薬が切れかかっていた時のこと、お腹が空きました。公園のごみ箱には子どもが食べ残したハンバーガーやパンなどがあるので、ごみ箱をあさりました。


見つけた食べ残しのパンを食べ始めましたが、しばらくして味が変なことに気が付きました。パンが腐っていたのです。


最初はお腹がとても空いていたのでわかりませんでしたが、気が付いて、手に持っていた腐ったパンを離しました。そうして、下に落ちたパンを見ながら考えました。


『今、俺は何をしているんだろう。どうしてこんな人間になってしまったんだ。他の人はパン屋で焼きたてのパンを買って食べるのに、なぜ俺はゴミ箱をあさって腐ったパンを食べているんだ。


俺と同じくらいのやつらは結婚して家も買って仕事をしているのに、俺は一生、家を買うなんて考えることもなく結婚もできないだろう。どこの女が麻薬中毒者と結婚するものか。


あのたくさんの車の中でポンコツ車一台でも俺のものになることはないだろう。これから一体どうなるんだ、俺は。』


≫「私を引いて行くあなたは誰か」1章ー2へ続く