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国際青少年連合IYF のマインド教育著書 「私を引いて行くあなたは誰か」1章ー6

国際青少年連合IYF のマインド教育著書

「私を引いて行くあなたは誰か」1章ー6

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国際青少年連合IYF のマインド教育

著者 パク・オクス顧問 

 

心 川のように心にも流れる道がある

 

何かにはまったら

正常な考えと行動が不可能になる

 

 国際青少年連合IYFのキャンプの時大学生たちが野営をする松林が、チュンブクのヨンドンにあります。その横には川が流れ、ボートに乗ることもあります。私はIYFの会長といっしょにボートに乗って、「私はここから泳いで岸に戻ります。」と言い、川に飛び込みました。水中眼鏡がなかったので目を閉じたまま頭を水の中に入れて、岸の方に泳いで行きました。

 しばらく行って『もう岸に近づいただろう。』と思って頭を上げると、岸が見えませんでした。『岸はどこだ?』と辺りを見回すと、反対方向に泳いでいたのです。深みの方に泳いでいました。もう一度、方向を岸の方に向きを変えて必死に泳いで行きました。しばらくして頭をあげてみると、また岸は見えず反対方向に泳いでいました。

 『変だ。どうしてだ?』とよく見ると、そこには2つの流れが合流していて、水がぐるぐると渦をまいており、その中に私がいました。『あっ、渦にはまってしまったのか!』そこから抜け出そうとしても、強い流れに体が流されてしまいます。一瞬、あわてました。力いっぱい泳げばすぐ疲れてしまうのに、渦から出るために、ありったけの力をふりしぼりました。でも出ることはできず、力はどんどん抜けて行きました。このまま時間が経って力尽きたら溺れ死ぬと思いました。

 その時向こうを見ると、会長がボートを漕いでる姿が見えました。「会長!」と叫びました。すると会長は私の方を見ました。「こっちに早く来てください!」会長はボートを漕いで来てくれました。私は少し泳げるのでこのくらいの距離は問題じゃないと思ったのですが、渦に巻かれたら、そんな泳ぎの力は何の意味もありませんでした。

 私は渦の中にはまりましたが、金持ちの家の弟は遊女に溺れました。私が渦にはまる前に『これくらいの川は問題ない。』と思ったように、弟も『一日ぐらいは大丈夫だ。』と思いました。しかし、相手は遊女でした。男の心をとりこにする方法を知っている女です。弟はそのような経験がなかったので、女に溺れ、その家に出入りしているうちに財布の中が軽くなっていきました。『そろそろ事業を始めよう。』と思っても、実際の行動には移せませんでした。

 

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 それが何かにはまった状態です。お酒にはまったらお酒がやめられず、ギャンブルにはまったらギャンブルがやめられず、麻薬にはまったら麻薬がやめられず、女にはまったら女から抜け出せません。最近、麻薬やギャンブル、お酒や女やコンピューターゲームにはまって抜け出せずにいる人がたくさんいます。そういうものだけにはまるのではありません。ある人は、自分は優秀だという自信感に酔い、またある人は、憎しみに燃えその思いから抜け出せません。 

 車が溝にはまってしまうことがあります。何かにはまると最初にあわててしまうので、正常な考えや落ち着いた行動ができなくなります。お酒にはまり、ギャンブルにはまり、ゲームにはまり、ゴルフにはまり、女にはまった場合も同じです。深い沼や川に溺れると、ただじたばたすることしかできないように、何かにはまると、思考がストップして右往左往するしかないのです。

 金持ちの家の弟は、女から抜け出そうと何度も覚悟をしましたが、結局抜け出すことができずに、父親からもらった財産は底をついてしまいました。すると女の態度が急変しました。前はとても親切でどんな話も聞いてくれた人が、とても冷たく弟を追い出しました。弟は何もかもなくし、気力を失ってしまいました。『この世の中は、こういうところだったのか!俺がバカだった。あの女は俺を愛しているわけでもないのに、愛しているふりをしていたのか。俺はそれにだまされて過ごしていたとは・・・』

 

≫「私を引いて行くあなたは誰か」1章ー7へ続く