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国際青少年連合のマインド教育著書 「私を引いて行くあなたは誰か」3章ー 7

国際青少年連合のマインド教育著書

「私を引いて行くあなたは誰か」3章ー7

著者 パク・オクス顧問

 

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自制心 自制心は若さを思う存分発散させてくれる安全装置だ  


ブレーキの性能が確かなら車が全速で走れるように、やりたいことを最大限
にするためには自制心を養わなければなりません。つまりやりたいことがあ
っても我慢してみたり、やりたくないことも快くやってみたりしながら、心
を治める訓練をすることが必要なのです。

 

思考する力を奪われたまま生きる現代人

人は自制心がないと自分のやりたいままに生きようとします。そうするうちに過ちを何回か繰り返したら、その時になって自分の間違いについて考えるようになります。
『あの時、なぜ怒鳴ってしまったんだろう。』
『どうしてよく考えずに決めてしまったんだろう。』
こんなふうに後悔する人がたくさんいます。好き勝手に生きれば結局苦痛と後悔だけが残ります。ですから深く考える必要があり、欲求を抑える力も育てなければなりません。


最近はみんな忙しくて何かに夢中になる余裕も時間も多くありません。テレビやコンピューターゲームのようなエンターテイメント産業の発展で、人は瞬間的に浮かぶ考えのまま行動し、もう一度よく考えてみるという二次的な考えはできなくなってしまいました。


昔から中国と韓国の人達は将棋をよく指しました。中国の将棋は楚の国と漢の国(春秋戦国時代に中国で強大な勢力を持った国)が戦うのですが、王がいて、王を守る「士」がいて「車」「砲」もあって「馬」「象」「兵」もいます。将棋盤の上で二つの国が戦うのですが、お互いに深く考えながら将棋を指します。相手の「象」が出てきます。『おかしいな。「車」に殺されるのに。あっ、後ろに「砲」が待っているのか』そう考えながら一手一手指していきます。


いろいろな方法を使いお互いに作戦を考えながらゲームが進みます。相手がどんな位置に駒を置くか深く考えながら、わざと相手をイライラさせて遅く指すこともあります。将棋はただ目に見えるままに指すと、すぐ相手が仕掛けた罠にはまってしまいます。相手の作戦をよく見極めてから次の対応を考えなければなりません。


初めの章で書いた麻薬中毒者のフーリオは、20年の間麻薬を続けながら何も考えませんでした。何も考えずにお金さえあれば麻薬をしたのですが、そんなある日、腐ったパンを食べながら考え込みました。

『こんなふうに麻薬中毒者になって、おいしいものも食べられず自分の車や家も持てないで、独身のまま死んでしまうかも知れない!』

数ドルあれば温かいご飯が食べられるのに麻薬にお金を全部使い果たしてしまい、初めてゴミ箱の腐ったパンを拾って食べる自分の姿をみじめだと感じました。『病気になったら誰が病院に連れていってくれるんだ?死んだら誰が悲しんでくれるんだ?』


自分が置かれた状況を考えてみたらあまりにも哀れな存在だったのです。
フーリオがそのように考えなかったら一生麻薬中毒者のままを生きながら人生が終わってしまったかもしれません。しかし考えてみたから今までとは違う考えに変わり、その思いが人生を変えてくれました。再び麻薬学校に入った時の先生の話が初めて心に響き、先生の言う通りにして麻薬から抜け出せたのです。


子供は元気に遊ぶことも必要ですが、思考力を育てる遊びを通して考える力を育ててあげなければなりません。

「テトリス」は上から落ちてくるブロックをすきまなく積んでいって、横一列ぎっしり詰まったらその列が崩れるというゲームです。最初はブロックが落ちる速度が遅くてすきまなく合わせやすいですが、後には雨が降るように落ちてくるため考える少しの余裕さえなくなります。反射的に手で動かさなければなりません。最近のゲームは深く考える暇がありません。感覚的に速やかに対応しなければならないので、そういうゲームを長期間やっていると思考力が著しく落ちます。


テレビを韓国では「バカになる箱」というのですが、それも同じことです。こう言うと「どうしてですか?テレビから新しい情報も得られるし、勉強にもなるのですよ。」と思うかもしれません。テレビを通して幅広い情報や知識が得られるのは事実ですが、思考力を育ててはくれません。難しい本を読んでいて意味がわからない部分があったら、2回、3回繰り返して読んでいくうちにわかるようになります。


ところが、テレビはチャンネルを急に変えても5分も見れば誰でも話の筋がわかるので深く考える必要がありません。ご飯を食べている途中に見ても、朝起きて目をこすりながら見てもすぐ理解できます。テレビを見ながら理解するために真剣に考える人はいません。


テレビを見るとおもしろいかも知れませんが、理解できる範囲内のものだけに接するので思考する能力はだんだん弱まり、最後には思考できない人に変わってしまうのです。思考ができなければ何かをするとき綿密な準備もせず無鉄砲にぶつかります。とりあえずやってみます。誤った道に進むようになった人を分析してみるとそういう傾向が強いのです。

 
国際青少年連合のマインド教育は最高レベルの人格教育です。

 

>>>「私を引いて行くあなたは誰か」3章ー 8へ続く